クリニックに転職するときのポイントまとめ

クリニックは入院ベッド数が20床未満の医療施設で、中には小規模の入院設備を揃えているところもあります。しかし、多くは入院設備を持っておらず、そこで働く医師や看護師は基本的に日勤のみの仕事になります。また、多くのクリニックは、月曜日から土曜日の午前中まで診療したり、水曜日または木曜日に休業日を設けているようです。そのため、日祝日にはプライベートな時間を得やすくなっています。

ちなみに、クリニックで働く看護師の1日は、朝8時頃に診療の準備をはじめて、8時半や9時頃から診察の補助を行います。そして、12時半頃から休憩を取り、午後は13時~14時頃に午後の診療をスタートさせます。在宅医療も行っているクリニックでは、午後の診療前に往診に出かけることもあるので、看護師はそれに同行することもあるでしょう。

このような流れで仕事をするクリニックの看護師は、患者が多い日は残業をしなければなりませんが、夜勤や当直がないため、規則正しいシフトで働くことができます。そのため、自身の健康管理がしやすく、家庭と仕事の両立も問題なくできる点が最大のメリットになっています。

ただし、その一方で、限られた人間関係の中で働くことになるため、同僚の看護師や医院長との人間関係に注意しなければなりません。自己中心的な医院長や看護師長がいる職場だと気苦労が絶えないため、クリニックに転職する際は院内の雰囲気や医院長の人柄もリサーチすべきでしょう。